最強のウイルス対策とは

この記事では便宜的に
「ウイルス」の定義にマルウェアやスパイウェア、
アドウェアなどを包括しています

「ウイルス対策はどうしたらいいですか?」

よくこのような質問をされます。
「ウイルスバスター」「ノートンセキュリティ」など
世間にはたくさんのセキュリティ対策ソフトがありますよね。

その中でも、私たちが最も推したいセキュリティ対策があります
それは・・・・

自己防衛です


 

「セキュリティ対策ソフトを入れなくていいってこと?」

いえいえ、そうではありません。

パソコンの内部にウイルスが入り込む何よりの原因は
「自分で入れてしまっている」ということです。

「ウイルスなんてダウンロードしたり、インストールするわけない」

そうですよね。普段から気を付けていても、気が付いたらウイルスが混入してる。
じゃあどこから入ってきたの?
というわけで、代表的な感染ルートをご紹介

代表的なウイルス混入ルート

無料でダウンロードしたソフト

動画を編集したいので
「動画編集 無料」で検索し、
一番上に出てきたソフトをポチポチとインストール・・・

はい、ウイルス感染しました

2018年現在、「無料 動画編集」でGoogle検索をすると一番上に出てくるのは
「Wondershare」というフリーソフトです。

この「Wondershare」ポンポンとインストールをすると

Wondershare Helper Compactというソフトが一緒についてきたり
ホームページが見知らぬ「Delta Search」というものになったり
「動画編集ソフト」と一緒にありとあらゆるものが一切の確認もなく書き換えられます

更に「Wondershare」をアンインストールしようとすると「spyhunter」という
「Wondershareをアンインストールするためのソフト」をインストールさせられます。

もちろんこれもウイルス(しかもWondershareよりたちが悪い)

これをインストールした時には、パソコンの内部はもうボロボロ

インターネットを見ようとすると見慣れない海外のサイトが開いたり
ネットを見てるだけで「パソコンが壊れてます!」という広告がでるようになったり
起動や処理がやたら遅くなったり・・・・

わかりますか?
ウイルスは「便利そうなソフトに付いてきてる」事が大半
その中でも「動画編集ソフト」は格好の餌食。

  • Video Converter
  • Woopie Video DeskTop
  • FreeMakeVideo

この辺のソフトにはほぼウイルスが引っ付いてきます。
他にも「無料音楽編集ソフト」「無料セキュリティソフト」なども
危ないものが多いです。

うちのパソコンはセキュリティソフトを入れてるから・・・

結論から言います。
自己防衛ができてないと、あまり意味はないです

ウイルス感染しパソコンが悲鳴を上げてる横で元気に動くセキュリティソフトを何度見たことか・・・
(感染しているにも関わらず画面には「保護されてます」の文字)

セキュリティソフトに意味がないとは言わないのですが
「所有者がインストールしたソフト」へのチェックが甘いのが
セキュリティソフトの現状なようで・・・

やはり自己防衛はとっても大事ですね。
ということで、皆さんも「無料ソフト」には十分気を付けてくださいね。